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2024年10月

館長の朗読日記3010/第28回「小さな朗読館」のリハーサル

館長の朗読日記3010 (西暦2024年10月31日 新規)

 


○第28回「小さな朗読館」のリハーサル

 一昨日の西暦2024年10月29日(火)に、第28回「小さな朗読館」のリハーサルをおこなった。会場は八千代市八千代台公民館の会議室、時間は10時00分~15時30分であった。参加したのは、第28回「小さな朗読館」のゲスト出演者4人と司会進行役1人と私であった。今回は司会進行役もゲスト出演するのでダブルから、人数は5人であった。

 まず、顔合わせの自己紹介を済ませてから、ゲスト出演者に一人一人、プログラム順に朗読してもらった。朗読時間を司会進行役に測ってもらった。朗読時間が20分を超えた場合は、厳密に20分以内に朗読を終えるように台本をカットしてもらう。例外は自分の言葉で作品世界における心情とイメージを自分事(わがこと)として朗読表現できる人のみである。

 ゲスト出演者の朗読を一人一人指導していくと、午前中に2人、昼食後に2人やると、いい時間になってしまう。本当は、仕上げにもう1回づつ朗読してもらうと良いのだが、ゲスト出演者も、司会進行役も、かなり疲れたようである。そして、誰よりも、この私がヘトヘトであった。そこで、幾分、心残りではあったが、今回のリハーサルを終了することにした。

 

 

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館長の朗読日記3009/千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『黒い雨』

館長の朗読日記3009 (西暦2024年10月30日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『黒い雨』(1)

 先日の10月27日(日)に、千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『黒い雨』を開催した。朗読レッスンとしては、第4期・朗読ステップ1の第21回、井伏鱒二原作「黒い雨」の第9回のレッスンに相当する。会場は千葉市ハーモニープラザ分館のハーモニーホール(三階)で、開場は13時00分、開演は13時30分、終演は16時頃であった。

 この朗読発表会『黒い雨』を聴いた観客から、小説で『黒い雨』を読むと内容が辛すぎて読み通せないが、朗読では感動して聴き通すことができた、という感想をいただいた。朗読の良いところは、こういう点にもあったか、と新たな発見をした思いであった。その他の観客からの反応も好評であったから、出演した「風」の会員は達成感に満ちていた。

 井伏鱒二原作『黒い雨』の朗読上演を提案し、自ら朗読台本を作成した杉山佐智子会員は、もちろん大いに達成感を感じていたと思う。会員の皆さんの朗読は、リハーサルのときより格段に良くなっていた。舞台袖でCDからバック音楽を入れていた私はヘトヘトであった。打上げ会は、来月11月の最初のレッスン時にレッスン会場で開催するという。

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『黒い雨』(2)

 今回の千葉朗読サークル「風」朗読発表会『黒い雨』の概要は以下のとおりである。

 

   千葉朗読サークル「風」朗読発表会『黒い雨』
  
           「黒い雨」   井伏鱒二 原作

 日時  2024年10月27日(日) 開場13:00 開演13:30

 会場  千葉市ハーモニープラザ分館 ハーモニーホール(入場無料)
           
 主催  千葉朗読サークル「風」
     
 後援  千葉市教育委員会

 出演(朗読順)
     山田晴美 中島睦子 佐藤裕美 松浦薫 森本依里 齊藤恵津子

     小田志津子 松尾佐智世 杉山佐智子 内田升子

 朗読指導・演出  東 百道(ひがし ももじ)

 問い合わせ先 090-5446ー8766(森本)

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記3008/「きららホール」スタッフ打合せ

館長の朗読日記3008 (西暦2024年10月28日 新規)

 


○「きららホール」スタッフ打合せ

 先日の10月24日(木)に、船橋「きららホール」のスタッフと、第28回「小さな朗読館」(11月26日開催)に向けての打合せをおこなった。毎回10時30分から打合せを開始し11時少し過ぎに打合せを終了する。毎回、家人が同席する。その後、東武デパートの地下(所謂デパ地下)に行って、第28回「小さな朗読館」のための弁当を予約注文する。

 弁当は、ゲスト出演者4人、会場運営の支援者4人、司会進行者1人、私と家人2人の合計11人分である。その後、昼食をとった後、必要な衣類とか夕食のための食材料とかを購入する家人に同行する。家人の買物に時間がかかるときは、私は書店に行って本を覗き見したりして時間をつぶす。それから京成船橋駅から八千代台駅まで電車に乗って帰るのである。

 

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館長の朗読日記3007/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3007 (西暦2024年10月18日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 昨日10月17日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ1の第11回、レッスン台本・小山内薫原作「梨の実」の第5回のレッスンである。この「梨の実」は短い作品なので、今回も、サークル会員の皆さんの要望に基づき、1人1人にそれぞれこの作品を全部朗読してもらうことにした。

 しかし、この「梨の実」を全部朗読すると10数分かかる。現在、この船橋朗読サークル「はなみずき」の会員数は10人である。今回は欠席者は無しであるから、朗読だけで110分余の時間がかかる。途中に10数分の休憩時間を取るから、両方で約130分の時間がかかる。会員1人に対し、私の指導は少なくしても5分はかかるから50分である。

 以上の時間だけで合計180分(3時間)である。会場は15時から18時までの3時間しか借りていない。正にギリギリなのである。今回は、会場を明け渡すのに18時を少し過ぎてしまった。生憎、会場を18時から借りている団体が直後に会場に入って来た。その団体は太極拳をやる。机と椅子は使わないので、急いで片付けなければならなかった。

 

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館長の朗読日記3006/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記 3006 (西暦2024年10月17日 新規)

 


〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 一昨日の10月15(火)に品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ1の第9回、レッスン台本・小山内薫原作「梨の実」の第3回のレッスンであった。この「梨の実」は短い作品なので、3つのパート(台本ンの約2頁)に分け、それぞれを1人の会員に朗読してもらってレッスンすることにしていた。

 ところが今回、この「梨の実」を1人づつの会員がそれぞれ全部朗読してレッスンすることを希望された。船橋朗読サークル「はなみずき」は品川朗読サークル「あやの会」と同じ「梨の実」を若干先行してレッスンしている。その船橋朗読サークル「はなみずき」からも、少し前に同じような希望が出た。どうやら両サークルは連絡し合っているようだ。

 この品川朗読サークル「あやの会」は会員数が15人と多い。会員1人づつ「梨の実」を全部朗読すると時間がかかるが、場所は借りれるのかと心配したが、場所はいつも午後いっぱい借りているから問題ないという。こちらの負担増は完全に無視されている。まあ、ともかく品川朗読サークル「あやの会」の熱意を良しとして、会員の希望を受け入れた

 

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館長の朗読日記3005/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3005  (西暦2024年10月16日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 先日(10月12日)13時00分から八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回から、第4期・朗読ステップ4に突入する。今回は、その第1回、レッスン台本・山本周五郎原作「蜜柑畑」の朗読レッスンとしても第1回ということになる。今回のレッスン会場は、いつもとは違って八千代台公民館の広い研修室であった。

 新しいレッスン台本「蜜柑畑」は、このサークルで20数年前の第一期・朗読ステップ5に一度レッスンした台本である。現在のこのサークルの会員数は14人であるが、このレッスン台本「蜜柑畑」をかつてレッスンした会員はわずか2人しか残っていない。否、2人も残っているといった方が良いのかもしれない。とにかく新たな気持で取り組む。

 この「蜜柑畑」を4パートに分け、会員1人づつを各パートに割り当ててレッスンしていく。レッスン回数は、最後の仕上げの通し読みを含めて6回であるから、会員の皆さんはいずれ全パートに当たることになる。グループで行なうレッスンの最大の長所は、他の会員の朗読とそれに対する私の指導を傍で聴くことができる点である。頑張って欲しい。

 

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館長の朗読日記3004/千葉「風」の朗読発表会リハーサル

館長の朗読日記3004 (西暦2024年10月13日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読発表会リハーサル

 先日10月05日(土)に、千葉朗読サークル「風」の朗読発表会リハーサルを行なった。朗読レッスンとしては、第4期・朗読ステップ1の第20回、井伏鱒二原作「黒い雨」の第8回のレッスンである。今回のリハーサルは、朗読発表会『黒い雨』を上演する千葉市ハーモニープラザ分館で、午前中はハーモニーホール(三階)午後は講習室で行なった。

 午前中は、本番と同じハーモニーホール(三階)を使うので、全体の運営の段取りや会員の動線を確認することに重点を置いた。午後は、講習室は音響装置も使えるので、バック音楽と朗読のバランス状況をチェックした。今回は、シミジミ系のバック音楽を中心にしたためか、朗読表現も何となくシンミリした感じになり、緊迫感や切迫感が不足していた。

 このままではいけないので、バック音楽を少し変えることにした。しかし、派手な迫力のある音楽などは不向きだから、被爆直後の緊迫感や切迫感は朗読で表現するしかない。出演するサークル会員には、バック音楽などは踏み従えて、積極的に被爆直後の緊迫感や切迫感を朗読表現してもらいたいものである。ノーベル平和賞に恥じない朗読を期待している。

 

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館長の朗読日記3003/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3003 (西暦2024年10月12日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 先日10月03日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ1の第10回、レッスン台本・小山内薫原作「梨の実」の第4回のレッスンである。この「梨の実」は短い作品なので、今回も、サークル会員の皆さんの要望に基づき、1人1人にそれぞれこの作品を全部朗読してもらうことにした。

 この「梨の実」の朗読的ポイントは、表現主体(セリフを表現する登場人物+地の文を表現する原作者)が表現する対象の表現主体からの方向・距離・広さを、どのように朗読表現して聴き手にイメージしてもらうか、という問題にある。普段の会話では、そのようなことを誰でも巧みに表現し分けている。しかし改めて朗読で表現すると実にむずかしい。

 そういう意味では、われわれの日常会話はかなりの演技力が必要だが、普通の日本人はそういう演技的な和声言語表現を平気でこなしている。しかし、他人である原作者が文字言語で描いた作品世界を朗読者が自分の和声言語によって朗読で再表現しようとすると、実にむずかしいのである。そのむずかしさを朗読レッスンによって忍耐強く克服していく。

 

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館長の朗読日記3002/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3002 (戦後79年/西暦2024年10月08日 新規)

 


〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 先日の10月01(火)に品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ1の第8回、レッスン台本・小山内薫原作「梨の実」の第2回のレッスンであった。この「梨の実」は、直前にやった「やまなし」よりさらに短い作品で、私の台本を1人2頁のレッスンとして、わずか3人で読む継げる長さである。

 しかし、この「梨の実」という作品は朗読的なポイントがある。それは、原作者が表現する「地の文」と登場人物が表現する「セリフ」における、表現者の視点から見た表現対象との間の距離と方向の問題である。極めて短い作品であるが、この問題を明確に意識して的確に表現しなければならない。この点に十分に留意してレッスンする必要がある。

 品川朗読サークル「あやの会」の会員は、全体的なレベルが高くなってきたから、私が提唱する「語りかける語り口」の基本はかなり修得できてきている。しかし、今回のレッスンでは、表現者の視点から見た表現対象との間の距離と方向の問題を十分にクリアできた表現にはなっていなかった。まだ2回目のレッスンだから、仕方がない面もあるが。

 

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館長の朗読日記3001/八千代「新・みちの会」の朗読発表会の打上げ会

館長の朗読日記3001 (戦後79年/西暦2024年10月06日 新規)

 


○八千代「新・みちの会」の朗読発表会の打上げ会

 西暦2024年9月28日に、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会『忍ぶ川』の打上げ会があり、家人と共に招待された。家人は、その朗読発表会『忍ぶ川』で、バック音楽をピアノ演奏した。打上げ会の会場は、京成成田線勝田台駅から徒歩10分の高級レストランであった。レストランでは、会員も私と家人も食事に集中していた。

 朗読発表会『忍ぶ川』についての話は、私と家人が冒頭の挨拶で触れた他は、ほとんどなかったように記憶している。司会進行役が会員の皆さんに朗読発表会についての感想発表などを促すかと思ったが、それも無かったように記憶している。会員の皆さんは、すこぶる健康的な食欲を発揮して、もっぱら食事に集中していたように私は記憶している。

 とにもかくにも、今年の八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会は無事に終了した。この10月からは、また新たに、朗読レッスンの第4期・朗読ステップ4に入っていく。この打上げ会では、そのための新たなレッスン台本・山本周五郎原作「蜜柑畑」を配布した。レッスン計画表は事情により制作が間に合わず、今回は配布しなかった。

 

 

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