« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »

2024年12月

館長の朗読日記3030/今年もとうとう大晦日となった

館長の朗読日記3030  (西暦2024年12月31日 新規)

 


○今年もとうとう大晦日となった

 今日は12月31日(火)である。今年もとうとう大晦日となった。年賀状は新年の元旦に届くための期限内に最寄りの郵便局の局員に直に手渡したし、正月飾りも一夜飾りにならないように昨日(12月30日)の内に飾ったし、そういう日常的な作業は一応は済ますことができた。問題は、朗読に関わる書斎仕事であるが、この方の作業は決して十分に進んでいない。

 この朗読に関わる書斎仕事とは、もちろん『朗読の上達法』の研究&執筆のことである。これまでは私が主宰する唯一の朗読会「小さな朗読館」を定期的に年三回開催してきた。もちろん、これには私も朗読を上演してきた。まあ他人(ひと)様に朗読を指導している以上、下手な朗読はできない。ゲスト出演者にゲキを飛ばしながら、私自身も練習を重ねる必要がある。

 それが気になり、どうも『朗読の上達法』の研究&執筆に集中できなかった。その「小さな朗読館」も来年3月26日(水)に開催する第29回「小さな朗読館」でついに終了させることにした。それ以降はもはや言い訳はできない。懸案の『朗読の上達法』の研究&執筆に邁進しなければならない。その進捗状況によって、来年の大晦日にここに書く内容が違ってくる。

 最後になったが、今年も無事に大晦日を迎えることができた。このブログを読んで下さっている皆様も、お元気で今年の大晦日をお迎えになったことと拝察するし、なおかつ、そうであることを祈念している。万が一そうでない方がいらっしゃれば、一刻も早くお元気になられることを祈念している。どうぞ良いお年を、そして来年も良いお年であることを祈念している。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3030/今年もついに大晦日となった

館長の朗読日記3030  (西暦2024年12月31日 新規)

 


○今年もついに大晦日となった

 今日は12月31日(火)である。今年もとうとう大晦日となった。年賀状は新年の元旦に届くための期限内に最寄りの郵便局の局員に直に手渡したし、正月飾りも一夜飾りにならないように昨日(12月30日)の内に飾ったし、そういう日常的な作業は一応は済ますことができた。問題は、朗読に関わる書斎仕事であるが、この方の作業は決して十分に進んでいない。

 この朗読に関わる書斎仕事とは、もちろん『朗読の上達法』の研究&執筆のことである。これまでは私が主宰する唯一の朗読会「小さな朗読館」を定期的に年三回開催してきた。もちろん、これには私も朗読を上演してきた。まあ他人(ひと)様に朗読を指導している以上、下手な朗読はできない。ゲスト出演者にゲキを飛ばしながら、私自身も練習を重ねる必要がある。

 それが気になり、どうも『朗読の上達法』の研究&執筆に集中できなかった。その「小さな朗読館」も来年3月26日(水)に開催する第29回「小さな朗読館」でついに終了させることにした。それ以降はもはや言い訳はできない。懸案の『朗読の上達法』の研究&執筆に邁進しなければならない。その進捗状況により、来年の大晦日にここに書く内容が違ってくる。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3029/今年最後の理髪に行った

館長の朗読日記3029  (西暦2024年12月30日 新規)

 


○今年最後の理髪に行った

 昨日の12月29日(日)の午前11時頃に床屋に行った。この床屋で私はいわば常連である。夫婦でやっているのだが、私の場合はほとんど旦那の方がやってくれる。だいたい御客がいないのだから、旦那がやるのは当然なのだが、この旦那がおしゃべりなのである。以前、珍しく客が重なって奥さんがやってくれたが、旦那に輪をかけたおしゃべりであった。

 今回は、年末でもあり日曜でもあったから、珍しく先客がいた。その先客は奥さんが担当していたから、私が入店した直前まで旦那の方にはお客がいたらしい。どうやら客が絶え間なく来ているようである。さすがに年末の日曜だと思った。そのお客が帰った頃、私の理髪が始まったが、同時に旦那のおしゃべりも始まった。奥さんは黙って先客に当たっている。

 ところが、奥さんの理髪が終わって、その先客が店を出ていった途端に、奥さんのおしゃべりが始まった。もちろん、しゃべる相手は私と自分の亭主である。さすがに、客商売だから、理髪中に話すのが嫌いなお客の場合は、おしゃべりを控えていたのだと思われる。恐らくその反動であろう。私と自分の旦那の二人を相手の奥さんのおしゃべりは猛烈であった。

 亭主は親ばか丸出しの息子自慢である。ロンドンで理髪店を営んでいるというから、その息子自慢ももっともだと思う。しかし、理髪に行く度に同じ話を聴かされる。恐らく来店するお客に毎回のように話しているのであろう。奥さんのおしゃべりは、主に髪店の経営に関する苦労話である。これでは、どちらが店主か分からない。私は相槌を打って聴いていた。

| | コメント (0)

館長の朗読日記3028/『朗読の上達法』の構想について

館長の朗読日記3028  (西暦2024年12月24日 新規)

 


○『朗読の上達法』の構想について

 冬至も過ぎて、約一か月間の冬休みに入ったので、気分がユッタリしてきている。そういう気分になると、頭は自然に永年の懸案であった『朗読の上達法』を構想する方向へ行ってしまう。第1章は「朗読の構造」について書くことに決めている。第2章は、私の朗読表現の基本である「語りかける語り口」について説明することに決めている。

 第3章は、これも「朗読の上達ステップ」について解説することに決めている。問題は、その後である。具体的な文学作品を題材に、その「朗読の上達ステップ」を辿った朗読レッスンを展開したいのであるが、それを単行本の内容としてどのように
取り込んでいくか。その取り込み方、および、その構成の仕方をどうするか、に悩んでいた。

 今回、それに「実習編」という標題をつけることを思いついた。第4章「実習編1――芥川龍之介「トロッコ」――」、第5章「実習編2――宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」――」、第6章「実習編3――太宰治「黄金風景」――」というように。最後の第7章は「朗読についての諸問題」とする。例えばマイク使用の是非について等である。

 

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3027/今日は冬至である

館長の朗読日記3027  (西暦2024年12月21日 新規)

 


○今日は冬至である

 今日は西暦2024年12月21日(土)、冬至である。今年もついに冬至になったか、と思わず感傷的になってしまう。後期高齢になると、ついつい残時間のことが気になる。こうしてはいられないという気持と、焦っても来る時が来ればそこで終わりさという気持が、交互に胸中に浮かんでくる。冬至に対する感傷もその両方の間で揺れ動くのである。

 私の今年の朗読レッスンも、一週間前の西暦2024年12月14日(土)におこなった八千代朗読サークル「新・みちの会」をもって終了した。来年の1月16日(木)におこなう船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンまで、約一ヶ月間の冬休みとなる。そこでかなりの解放感に浸っている。懸案の『朗読の上達法』に挑戦する気にもなった。

 この感じでは、来年3月に私が主宰する第29回「小さな朗読館」が終わったときの解放感はいかばかりだろうか。なにしろ、この第29回「小さな朗読館」をもって、年3回の「小さな朗読館」の主宰を最終的に総て止めるのだから。朗読レッスンは続けるが、その他は、従来から懸案であった様々なテーマの研究とその成果を執筆することに専念する。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3026/年賀状を投函した

館長の朗読日記3026  (西暦2024年12月17日 新規)

 


○年賀状を投函した

 昨日の12月16日(月)の午前中に、来年の正月に向けた年賀状を最寄りの郵便局の窓口まで行って直に手渡した。近年の私は、毎年このように年賀状を投函している。したがって、言葉どおりの「投函」ではない。郵便局への「手渡し」ということになる。最寄りの郵便局は、自宅から徒歩で5分もかからない。私の散歩ルートの途中にある。

 最近は、散歩もめったに行かないようになった。今日は良い機会だから、年賀状を発送するついでに、久しぶりの散歩をした。文字通り、腹の底から冷え上がるような寒さであった。私の散歩ルートの途中に小さな公園が三つある。その三つの公園のベンチに、私は必ず座って一休みする。しかし今回は寒くて、そう長くは座っていられなかった。

 今回から、朗読サークルの会員には、年賀状を出さないことにした。会員の皆さんには、新年の1月に朗読レッスンで顔を合わせ、直に新年の挨拶を交わすのだから、年賀状を出す意味がない。年賀状は、本来、新年早々には会えない知人友人に対して、直接会って挨拶を交わす代わりに出すものである。新年早々に会う会員には不要なのである。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3025/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3025  (西暦2024年12月15日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 昨日の12月14日(土)の13時00分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第4期・朗読ステップ4の第5回、レッスン台本・山本周五郎原作「蜜柑畑」の朗読レッスンの第5回であった。レッスン会場はいつもと同じ八千代台公民館の会議室である。朗読レッスンのやり方もいつもの通りであった。

 この山本周五郎原作「蜜柑畑」は、とても良い作品なので会員の皆さんの朗読も、自然と気持が入ってくる。聴いている方もその朗読に引き込まれていく。そういう作品はそうそうはない。原作者・山本周五郎のうまさである。こういう作品は、文章の途中でかなり頻繁に切って朗読をすると効果的であるが、間のとり方によっても効果が違ってくる。

 文章の途中での言葉の切り方も大事であるが、言葉のかたまり(=つながり)の切り方は間の問題に直結している。特に、朗読における間のとり方は、朗読にとって死活的に大事な問題である。なぜなら、朗読における間のとり方は、朗読者がその作品をどう解読しているか、作品の内容をどう理解しているか、どう感動しているか、に直結している。

| | コメント (0)

館長の朗読日記 3024/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記 3024 (西暦2024年12月14日 新規)

 

〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 先日12月10日(火)に、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第4期・朗読ステップ1の第13回、今回から来年の5月27日(火)に開催する朗読発表会『機関車先生』に向けた朗読レッスンに入る。もっとも、今回は『機関車先生』を読み継ぐための朗読分担を会員の皆さんに告知するだけで、後はそのまま懇親会になった。

 この「あやの会」は、現在、会員数が15人である。朗読発表会では、先ず、この『機関車先生』を前後の2部に分ける。そして、その前後のそれぞれを会員数に合わせて15等分する。まあ15等分のやり方はいろいろあるだろうが、私の場合は台本の行数を数えて、その行数を15で割って大体の朗読分担を決める。ただ、切りの良くない場合は少し調整する。

 前半部分で若干不均等になった場合は、後半部分で調整し、前後を合わせた行数が会員の皆さん1人1人がなるべく均等になるようにするのである。この朗読分担の配分と調整にはかなり神経と時間を使う。朗読分担の量を分けた後は、どの部分に会員の誰を当てるかを決めていく。基本的にはレッスン歴の長さだが、その他の要因もいろいろと勘案して決定する。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3023/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記3023 (西暦2024年12月12日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン

 先日の12月07日(土)に千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。このサークルは、今回は第4期・朗読ステップ3の第3回、レッスン台本・太宰治原作「黄金風景」の第3回ということになる。この「黄金風景」は短い作品であり、私の手製のレッスン台本ではわずか7頁にすぎない。そこで、レッスンで一人づつ全部を朗読したいという希望もあった。

 しかし、作品の朗読時間と会員数から計算すると時間的に無理なので、従来通りこの作品を3つのパートに分けて会員の皆さんにそれぞれのパートを朗読してもらうことにした。私の、この「黄金風景」の解釈は独特であるから、会員のなかには私のその解釈に納得がいかない会員もいる。したがって、朗読表現も違ってくる。レッスンだから、それもありかと思っている。

 朗読発表会のように、一つの作品を皆で読み継いでいく場合には、一人だけ違った解釈で朗読表現されては困るが、一つの作品を一人が朗読する場合は、自分が納得できる解釈で朗読するしかないようにも思われる。しかし、朗読レッスンにおける解読の訓練という点では、せっかく私が論理的に解読した内容が理解できずに、自分の解釈に固執するのは困ったものである。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3022/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3022 (西暦2024年12月11日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 先日の12月05日(木)に船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は第4期・朗読ステップ1の第14回。前回から、来年(西暦2025年)の4月16日(水)に上演する、朗読発表会『春琴抄』に向けた朗読レッスンを開始した。この『春琴抄』は谷崎潤一郎の原作であり、内容的にも文体的にも朗読表現がかなりむずかしい。

 今回は第2回の朗読レッスンではあった。今回はさすがに2回目であったから、たどたどしい音読が精いっぱいの会員はいなかった。全員がそれなりに読み込んできたらしく、全体的にまあまあの朗読であった。ただし、まだまだ朗読発表会に出せるレベルではまったくない。今回は今年最後の朗読レッスンで、次回の来年1月16日(木)までは冬休みである。

 その冬休み期間は約一ヶ月半近くもある。サークル会員は家庭の主婦が多いから、正月を挟む冬休み期間は主婦業が忙しいと思う。しかし、何とか余暇の時間をこしらえて、朗読発表会『春琴抄』に向けた朗読練習にも励んでもらいたい。そして、この朗読的にむずかしい『春琴抄』の朗読表現を自分のものとして、4月の朗読発表会『春琴抄』に備えて欲しい。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記 3021/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記 3021 (西暦2024年12月09日 新規)

 


〇品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 先日の12月03(火)に品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第4期・朗読ステップ1の第12回、台本・小山内薫原作「梨の実」の第6回のレッスンであった。今回は、この「梨の実」のレッスンを仕上げるための通し読みのレッスンをおこなった。この作品を3つのパート(台本ンの約2頁)に分け、通し読みをしてもらった。

 どのサークルも同じであるが、会員の皆さんのレッスン歴はまちまちである。レッスン歴が20年に近い会員もいれば、今年の6月に入会したばかりのレッスン歴が1年に満たない会員もいる。ただし、入会前の朗読経験も実力もそれぞれがまちまちで違いがある。私が指導する朗読の語り口は一般的ではないから経験者ほど戸惑うが、真の実力者は直ぐに順応する。

 本来は、次回から来春の朗読発表会『機関車先生』のレッスンに入るのだが、当日は年末の懇親会をやるという。そして、その席で朗読発表会『機関車先生』の読み継ぎの分担を発表して欲しいという。この品川朗読サークル「あやの会」は、現在の会員数が15人である。台本を前後の2部のそれぞれを15等分するのはなか面倒な作業で、ほぼ1日がかりとなる。

 

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3020/○朗読ライブ「たて糸よこ糸」公園橋編を聴きに行った

館長の朗読日記3020 (戦後79年/西暦2024年12月08日 新規)

 


○朗読ライブ「たて糸よこ糸」公園橋編を聴きに行った

 先日の西暦2024年12月01日(日)に、世田谷美術館・講堂で開催された、朗読ライブ「たて糸よこ糸」公園橋編を家人といっしょに聴きに行った。

+++++++++++++++++++++++++++++

朗読ライブ「たて糸よこ糸」公園橋編

〔日時〕戦後79年(西暦2024年)12月01日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕世田谷美術館・講堂

〔交通〕小田急線・千歳船橋駅から田園調布駅行きバスで「美術館入口」下車徒歩5分(実際は千歳船橋駅からタクシーで世田谷美術館まで行った)

〔プログラム〕

1「厩火事」古典落語より      伊藤 葉子
                  小久保武子

2「只見川」曽野綾子原作      伊藤 葉子
            
3「虹の空」藤沢周平原作      小久保武子

 【演奏・歌唱】          松本 和茂
    
〔司会進行〕上保 佳久

〔参加〕入場無料(全席自由)

+++++++++++++++++++++++++++++

・出演者の一人である伊藤葉子さんは、私が主宰している「小さな朗読館」にはいつも聴きに来てくださっている。加えて、いつも大変美味しいお菓子を差し入れてくださる。最初の出会いは、確しか、甲府で私が永田京子主宰「講演と朗読の会」に主演したときに、わざわざ聴きに来てくださったときではなかったか。

・その後も、私が指導している品川朗読サークルのレッスンを見学にみえたり(西暦2013年2月06日)、調布市で「講演と朗読の会」を企画&主催して私を招聘してくださったりもした。かなり前に、何度か、伊藤さんが出演する朗読会を聴きに行ったことがあるが、ここ何年かはなかなかその機会がなかった。

・今回、久しぶりにその伊藤さんの朗読を聴いた。以前にも増して朗読のレベル(特に語り口)が向上していることに驚いた。共演された小久保武子さんの朗読も大変に良かった。朗読の途中で、朗読を一時中断して楽器で音楽の生演奏を入れたが、これが大変に効果的であった。私の朗読会でも取り入れたくなった。

 

 

 

| | コメント (0)

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »