館長の朗読日記3051/船橋「はなみずき」の朗読レッスン
館長の朗読日記3051(西暦2025年3月20日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン
先日の3月13日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」が今春の4月16日(水)に開催する朗読発表会『春琴抄』に向けた立ち稽古をおこなった。朗読レッスンとしては、第4期・朗読ステップ1の第19回、朗読発表会『春琴抄』に向けた第7回目のレッスンである。次は4月03日(木)のリハーサル、そして4月16日(水)の本番へと続く。
今回の立ち稽古では、サークルの代表が提供してくれたCD『春の海』をバック音楽として試用してみた。このCD『春の海』で演奏されている楽器は、琴と十七弦と三弦と尺八であるから、朗読の通常のバック音楽用としては不似合いな楽器である。そこで、音量を少し抑えた状態で、朗読のバックに終始流し続けてみた。これが意外に朗読に合っていた。
すなわち、谷崎潤一郎が『春琴抄』を表現した文体に、CD『春の海』に集録された琴と十七弦と三弦と尺八による音楽が合っていたということである。したがって、特定の箇所や流れを盛り上げるためのバック音楽ではなく、谷崎潤一郎が創作した『春琴抄』の背景音楽としてCD『春の海』を流し続けることにした。リハーサルの場で最終チェックする。
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