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館長の朗読日記3054/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3054(西暦2025年3月31日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 先日の3月22日(土)の13時00分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」のレッスンをおこなった。今回は、第4期/朗読ステップ4の第10回であり、レッスン台本・向田邦子原作「魚の目は泪」の第4回の朗読レッスンでもある。この朗読ステップ4は、意識して演出者の立場から朗読へ取り組むことを課題にしている。

 レッスン台本・向田邦子原作「魚の目は泪」は、随筆の一種である。その軽めの内容と巧みな表現から、原作者の表現意図、記述の持って行き方、内容の展開の仕方を、比較的容易に読み取ることができる。すなわち、作品世界の解読が比較的容易なのである。演出者の立場から朗読へ取り組むために、この解読は不可欠といって良い。

 もちろん、この作品世界の解読には、人によって高低、広狭、深浅の幅がある。当然、高くて広くて深い方が良いのだが、慣れないうちはどうしても低くて狭くて浅い解読になってしまう。最初のうちは解読が低くて狭くて浅くなるのはやむを得ない。たとえそうでも、先ずは自分でやってみることが大事なのである。実行して欲しい。

 

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