館長の朗読日記3050/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記3050 (西暦2025年3月16日 新規)
○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン
先日の3月08日(土)の13時00分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第4期/朗読ステップ4の第9回。今回はレッスン台本・向田邦子原作「魚の目は泪」の第3回の朗読レッスンである。前々回から、朗読ステップ4の演出者の立場からの朗読へ意識して取り組んでいる。
演出者の立場から朗読に取り組むということを、短い文章で説明するのはむずかしい。しかし、それを敢て簡単にいうと、作家の文字言語によって表現された文学作品の作品世界を、構造的に解読し、そのように解読した立体的な作品世界を朗読者の和声言語(音声言語)で再表現するようにいろいろと工夫を重ねることをいう。
そのような演出者の立場から朗読に取り組むということを、向田邦子原作「魚の目は泪」を教材として、何とか朗読サークルの会員の皆さんに理解してもらえるように、頑張ってレッスンしているのである。そして、その内容を現在執筆中の『朗読の上達法』においても、何とか文字言語で説明すべく考えているわけなのである。
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