« 2026年7月 | トップページ

2026年8月

館長の朗読日記3153(戦後80年/西暦2026年8月10日) 新規

館長の朗読日記3153(戦後80年/西暦2026年8月10日) 新規

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 今月の8月06日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回から、新しいレッスン台本である太宰治原作「饗応夫人」に入った。このレッスン台本のもっとも大きな目的は、作品全体(特に地の文のところ)を「自然な語りかける語り口」で語って朗読することである。

 一見すると易しそうに思われるが、それがなかなかできない。この「自然な語りかける語り口」とは、サークル会員の一人一人が、それぞれの日常生活において親しい知人友人とかわす会話において表現する話体言語そのもので表現する朗読である。日常的に行なっているものだから易しそうだが、難しい。

 日常会話は、自分の心に抱いた自分自身のイメージと心情で語っている。それを朗読で表現するためには、朗読する文学作品の内容を自分自身のイメージと心情として自分の心に抱かなければならない。そのためには、その作品を徹底的に解読し、理解しなければならない。これがサークル会員には難しい。

| | コメント (0)

館長の朗読日記3152(西暦2026年8月09日 新規)

館長の朗読日記3152(西暦2026年8月09日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 今月8月04日(火)に、通常の時間と場所でレッスンをした。今回は、太宰治原作「黄金風景」の第5回のレッスンである。この「黄金風景」という作品は、その中の「お慶」のセリフ「親にさえ顔を踏まれたことはない。一生おぼえております」をどのように解読し、どのように朗読表現するかが最大のポイントである。

 この「お慶」のセリフを私のように解読する人が、他にどのくらいいるのか私は知らない。ただ、私の解読を聴いたサークル会員の皆さんの反応から推察すると、私のように解読する人はごくごく少数だと思われる。さらに、このお慶のセリフを私の解読のように朗読表現することもごくごくむずかしい。これが問題である。

 子供の時に聴いたセリフを、大人になった立場から再現する。第一に、これがむずかしい。今の中学生くらいの年代の女性であるお慶のセリフを、大人の男性である原作者(太宰治)の立場で再表現する。これも大変むずかしい。「お慶」が主人筋ではあるがまだ幼少である太宰を脅すように表現することも大変むずかしい。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3151(西暦2026年8月06日 新規)

館長の朗読日記3151(西暦2026年8月06日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン

今月の8月01日(土)、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、朗読発表会に向けたレッスン台本・谷崎潤一郎原作「春琴抄」の第5回、前半の第3回である。前回に記したが、この「春琴抄」は、サークル会員の皆さんが前半と後半をそれぞれ5分ちょっとの朗読時間で読み継いでいく。

 谷崎潤一郎の文体は、一見すると普通の現代文である。しかし、実際に朗読して見ると、決して普通の現代文ではない。何と言ったら良いのか分からないが、ちょっと違うのである。言い回しのせいか、使用している単語のせいか分からないが、なかなか普通の現代文のようには朗読できない。実に不思議である。

 こう言いう文体の作品を朗読する場合は、よほど良く読み込まないと、どことなくタドタドしい表現になってしまうのである。サークル会員の皆さんには、作品の内容をよく理解し、そこに文字言語で表現されているイメージと心情を吾が事として的確に認識しないと、自然な朗読表現が出来ないことを強調した。

 

| | コメント (0)

館長の朗読日記3150(西暦2026年8月05日 新規)

館長の朗読日記3150(西暦2026年8月05日 新規)

 


八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 今月の7月25日(土)に、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。会場はいつもの八千代台公民館・会議室、時間は13時00分~16時ごろであった。今回は、今秋11月の朗読発表会に向けた宮澤賢治原作『グスコーブドリの伝記』の第1回であった。

 今回は、レッスンの冒頭に、朗読発表会の後のレッスン台本の選定&作成について私の考えていることを話した。従来はレッスン台本は専ら私が選定&作成してきた。朗読発表会後の1年分は、私にもレッスン台本の備えはあるが、その後は、その備えも底がつく。問題は、その後だ。

 私が選定&作成すると、どうしても作家や作品が私の知っている狭い範囲にかぎられてしまう。レッスン台本の備えの底がつくことを機に、サークル会員自身にレッスン台本を選定&作成してもらうことにしたい。著作権の関係で「青空文庫」から選定するかぎりは私が作成できる、と。

 

| | コメント (0)

« 2026年7月 | トップページ