05館長の朗読日記(戦後80年/西暦2025年)

館長の朗読日記3126/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3126(西暦2025年12月28日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 今月の12月13日(土)に、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。会場はいつもの八千代台公民館・会議室、時間は13時00分~16時頃であった。今回の朗読レッスンは、今回から新たに突入した第4期/朗読ステップ5の第1回のレッスンということになる。新しいレッスン台本は、有島武郎原作『小さきものへ』である。

 今回は、新しいレッスン台本の初回でもあり、今年最後のレッスンでもあったので、珍しくサークル会員の全員(12人)が出席した。今回はこの『小さきものへ』のレッスンの初回だったので、私から私なりの作品解説をした。ただし、作品解説といっても、私は文学評論家でも文学研究者でもないから、あくまで朗読指導者としての立場からの解説である。

 朗読は、原作者が文学作品に表現している文字言語を、朗読者自身の話声(音声)言語によって再表現する芸術である。そのため、話声(音声)言語の芸術的な特徴は、文学作品に文字言語で表現されているイメージや心情を朗読者の肉声によって直接に表現する点にある。したがって私の解説も、イメージや心情の表現され方の解説に力点を置くことになる。

 

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館長の朗読日記3125/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記3125(西暦2025年12月25日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン

 今月の12月06日(土)に、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ4の第3回、同じく新しいレッスン台本「蜜柑畑」の第3回でもあった。この「蜜柑畑」はごく短い作品であるが、読む者の心を揺さぶる傑作だと私は思っている。出来れば、レッスンの際に、会員一人一人にこの作品の全体を朗読して欲しいと考えている。

 しかし、毎回のレッスン時間が2~3時間と限られているのでそうもいかない。そこで、実際には、この作品を7つのパートに分け、それぞれのパートを一人づつの会員に割り当ててレッスンしている。作品全体の通し読みは会員の皆さんの自宅練習に委ねるしか方法はない。こういう点がグループレッスンの欠点の一つである。改めて考えてみれば、どの作品も同じだが。

 逆に、そういうことを感じるようになったのは、それだけサークルの会員の皆さんの朗読のレベルが高くなってきたからかも知れない。なにしろ最初の頃は、やれ助詞を下げるな、やれ文章の最初と最後を下げるな、ということばかり注意していたような気がする。全員が「語りかける語り口」になってきたとは言えないが、そういう会員がチラホラいることも確かである。

 

 

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館長の朗読日記3124/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3124(戦後80年/西暦2025年12月22日) 新規

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 今月の12月04日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は、来春4月16日(木)に開催する朗読発表会『花岡青洲の妻』に向けた朗読レッスンの第2回目であり、第4期・朗読ステップ2の第14回の朗読レッスンである。このサークルは会員数がかなり8人と少なく、標準の会員数15人の約半分である。

 当初は、この事実を軽く見て、前半60分、後半60分の標準的な朗読時間の台本のままでいた。ところが、実際に自主練習で読み継いだ会員の皆さんは、一人一人が分担する朗読の長さを敏感に感じたようである。そのために、一人当たりの朗読時間を標準的にするようにカットして欲しいとの要望があった。ちなみに、私自身はカットが得意である。

 ただし、あまりカットすると朗読発表会として短くなり過ぎてしまう。前半と後半が途中の休憩(約15分)を挟んで、それぞれ40分は上演しないと朗読発表会にならないと考えた。そういう考えの下に従来の台本を大幅にカットしたものを、サークル会員の皆さんに提示した。この冬休みの間にしっかり練習してもらえば、ギリギリ間に合うと思う。

 

 

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館長の朗読日記3123/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3123(西暦2025年12月08日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 今月の12月02日(火)に、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第4期・朗読ステップ2の第12回、レッスン台本・太宰治原作「兄たち」の第6回目のレッスンである。私の朗読レッスンは、一つのレッスン台本を6回で仕上げるようにしているから、今回はこの作品の最後のレッスンであり、仕上げの通し読みということになる。

 このサークルには、自分の言葉で語るような語り口で朗読できる会員がいる。また、最近になってそういう語り口で朗読できるようになってきた会員もいる。最近になってできるようになった会員は、まだ全ての文章をカバーできていないから、朗読の中で出来ている部分と出来ていない部分とがはっきりと比較できる。ある意味で、良い参考になり、大変に面白かった。

 いずれにしても、自分の言葉で語るような語り口で朗読できる会員の朗読表現は、そうでない会員の朗読とはっきりと区別できるし、その朗読の出来栄えはそうでない会員の朗読とは隔絶して良いのである。しかし、そうはいっても、そういう語り口は何も特別なものではない。それぞれの会員が普段の話声言語表現の中で、普通に表現している話声言語表現なのである。

 

 

 

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館長の朗読日記3122/八千代「新・みちの会」朗読発表会の打上げ

館長の朗読日記3122(西暦2025年11月24日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会の打上げ

 今月の11月08日(土)に八千代朗読サークル「新・みちの会」が朗読発表会『ツナグ 母の心得』を開催した。それを受けて同月の22日(土)午後1時からその打上げを行なった。会場は、京成本線・勝田台駅から歩いて直ぐのレストラン「ミモザ」である。すでに何年か前から、このサークルの朗読発表会の打上げは、レストラン「ミモザ」でやっている。

 駅から近いし、料理は美味しいので、レストランとしては言うことないのだが、人数が14人(朗読出演者12人+バック音楽演奏者+朗読指導者)ともなると、通常の座席配置ではお互いの話しが遠くなる。その上、参加者の関心は料理に集中しているのだから、朗読発表会『ツナグ 母の心得』の朗読についての私からのコメントなどはまったく不向きである。

 そこで、そういう不向きなコメントなどは一切無しにして、私も料理に集中することにした。そういう次第なので、この打上げ会(?)の席上で、私がどのような発言をしたかは全く記憶にない。まあ、これは毎回同じなのであるが。幸い、会員の知人が、今回の朗読発表会をすべてDVDに録音&録画して下さっている。それを基に次のレッスンでコメントする。

 

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館長の朗読日記3121/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3121(戦後80年/西暦2025年11月21日) 新規

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 今月の11月20日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回から来年(西暦2026年)の4月22日(水)に開催する船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会『花岡青洲の妻』のレッスンに入った。朗読時間は途中の休憩を挟んで前後それぞれ約60分間と、合計120分を予定していた。

 ところが、いざ実際にレッスンを始めて、私の考えが足りなかったことを痛感させられた。その最大のポイントは、このサークルの会員数が8人と、本来の朗読サークルの理想である15人に対して、その半数しかない点を軽く見ていたことである。次のポイントは、台本化の際に原作に手を加えていない筈と過信していたことである。

 台本化の際に、原作の文章をカットすることはやむを得ないにしても、台本化する人間が勝手な文章を書き加えたりすることの無いように従来から厳しく注意していた。その私の注意を無視ないしは軽視して勝手な文言を付加していることが判明したのである。そんな台本で朗読公演することはできない。台本化をやり直すことにした。

 

 

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館長の朗読日記3119/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記3119(西暦2025年11月16日 新規)

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン

 昨日の11月15日(土)に、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、第4期・朗読ステップ4の第2回、同じく新しいレッスン台本「蜜柑畑」の第2回でもあった。この「蜜柑畑」はごく短い作品であるが、読む者の心を揺さぶる傑作である、と私は考えている。短いと言っても、会員一人一人がレッスンで作品の全体を朗読できるほどではない。

 そこで作品を7つのパートに分け、それぞれのパートを一人づつの会員に割り当ててレッスンする。そのようにパート分けしてレッスンすると、作品全体の流れがつかめないから、作品全体を一気に朗読したときに感じるような感動を味わうことができない。これがグループレッスンの持つ欠点の一つであるといえるかも知れない。その欠点は、自宅練習で補ってもらう。

 すなわち、自宅で練習するときは、パートごとの練習をするだけでなく、作品の全体を始めから終わりまで一気に朗読する練習もしてもらう。そして、作品全体の流れを読み解き、原作者の創作に関する全体的な意図や構想を原作者の立場から把握し、自分の朗読の土台に据えてもらうのである。このように、会員の皆さんには自宅練習を主、レッスンを従として欲しい。

 

 

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館長の朗読日記3118/八千代「新・みちの会」の朗読発表会

館長の朗読日記3118(西暦2025年11月10日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会(1)

 一昨日の11月08日(土)に、八千代朗読サークル「新・みちの会」が朗読発表会『ツナグ 母の心得』を開催した。会場は勝田台文化センターのホール(3階)、開場は13時00分で開演は13時30分であった。今回の朗読発表会は、朗読レッスンとしては第4期/朗読ステップ4の第24回のレッスンということになる。今回は従来より3回も多くレッスンした。

 私は、開演から終演まで、客席の最後列、その中央付近に座って聴いていた。今回の朗読発表会における会員の皆さんの朗読はなかなか良かった。客席に座っていた観客の皆さんも、始めから終わりまで皆さん背筋を伸ばして朗読に集中して下さっていた。始めから終わりということは、中間の休憩時間(15分)を挟んで、前後約60分づつ、計120分の長丁場である。

 この120分という時間は、ちょっとした映画の上演時間に匹敵する。そういう映画の上演時間に匹敵する長時間、朗読だけで観客の集中力を確保できたということは、大したことだと思っている。聴いていた私自身が、知らず知らずの内に舞台の朗読に引きつけられていた。いつの間にか、八千代朗読サークル「新・みちの会」の皆さんの朗読は、レベルアップしていた。

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会(2)

 今回は、かなりの頻度で家人のピアノ演奏によるバック音楽を挿入した。そのバック音楽の効果はかなり大きかったと思われる。さらに、会場スタッフのお二人にお願いして、舞台の奥壁にバック照明を点けてもらった。このバック照明の効果も大変に大きかったと思われる。また、会場スタッフには朗読者(台本)とピアノ演奏者(楽譜)のための照明も点けてもらった。

 最後に、従来通り、舞台挨拶をおこなった。本番の朗読で会員の皆さんは精神的に疲れ切っている。舞台挨拶が手順通りできるか懸念していたが、大過なく舞台挨拶も終了した。サークル代表の挨拶も、舞台挨拶の司会進行も、なかなか良かった。家人の話しでは、私の挨拶も予定していた内容が漏れずに入っていたという。老化が進むと、そういうことも懸念されてくる。

 終演後に、ロビーで観客を総て送り出した後に、朗読した出演者とピアノ演奏した家人と私と関係者の全員が再び会場の観客席に集合した。従来は、そこで会員の皆さんに感想などを語ってもらったのだが、今回は私はもちろん会員の皆さんもそんな元気は残っていないようであった。そこでそういうことは総て「打上会」の方に回し、新しいレッスン台本と資料を配った。

 

 

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館長の朗読日記3117/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記3117(戦後80年/西暦2025年11月09日) 新規

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン

 今月の11月06日(木)に、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。今回は、太宰治原作「雪の夜の話」の第6回のレッスン、第4期・朗読ステップ2の12回目のレッスンをおこなった。この台本を5つのパートに分けて、朗読サークルの会員1人につきそれぞれ1つのパートを割り当ててレッスンしている。今回はその6回目のレッスンである。

 今回はレッスン台本・太宰治原作「雪の夜の話」の最後のレッスンであり、その仕上げの通し読みをする。いつもは会員の皆さんと向かい合わせに私の席を設けるのだが、今回は私の席を他の位置に変え、通し読みをする会員2人の席をステージの位置に設ける。その席で会員の皆さんに順番に仕上げの通し読みをしてもらうのである。朗読のパートはレッスンと同じである。

 その仕上げの通し読みを聴きながら、会員の皆さんの朗読的なレベルが全般的に上がったことを改めて強く感じた。その一方で、会員の皆さんに共通する課題も改めて発見したので、今後のレッスンでそれらの課題を克服してもらうべく、その指導方法をいろいろと構想した。会員の皆さんもレッスンを通じてレベルアップするが、私自身も同様にレベルアップに努めている。

 

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館長の朗読日記3116/品川「あやの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記3116(西暦2025年11月06日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン

 今月の11月04日(火)に、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第4期・朗読ステップ2の第10回、新しいレッスン台本・太宰治原作「兄たち」の第4回目のレッスンである。この作品は、作品名からも明らかなとおり太宰治の3人の兄たちのことを、特に文学的にどのような影響を受けたかということを、記したものである。

 私の朗読レッスンは、一つのレッスン台本を6回で仕上げるようにしているから、今回からは「兄たち」のレッスンの後半に入る。前半で、そのレッスン台本の基本的な解説や朗読表現に関する注意は一通り済んでいる。後半は、もっぱらサークル会員一人一人の朗読表現についてのコメントや指導に重点を置く。実際に指導していくと、共通的な課題が見えてくる。

 それは、会員の皆さんの朗読は、表現している言葉の一つ一つに今一つ力が入っていないから、もっと力を籠めなければいけない、という課題である。この「力」ということは、カッコいい言葉で言えば「魂」であり、私の言葉で言えば当人自身の「イメージと心情」ということになる。会員の皆さんの朗読はついつい台本に書かれている文字を追ってしまっている。

 

 

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