05館長の朗読日記 250
館長の朗読日記 250 (戦後63年12月31日 新規)
○皆さんどうぞ良いお年をお迎えください
今日で、今年もとうとう大晦日となりました。私が試用している戦後歴で申しますと、今日で戦後63年は終わり、明日から戦後64年になります。
世間的には、戦後63年はいろいろと大変な出来事が起こりました。戦後64年も大変な年になりそうですが、私はこのブログを孜孜として継続していくつもりです。このブログを読んでいただいている皆さん、どうもありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。
○改めて朗読関連の出来事をふり返ってみますと
近年は一年経つのがとてつもなく速く感じられるのですが、その点は今年も同じでありました。しかし、改めて朗読関連の出来事をふり返ってみますと、けっこういろいろのことがあった年でした。
私が指導している朗読サークルについてだけ考えてみましても、この一年に起こった出来事はたくさんあり過ぎて、とてもここには書き切れません。一回一回の朗読レッスン、各朗読サークルの「おさらい会」や「朗読発表会」について、数え切れないくらい多くの出来事が起こりましたし、たくさんの貴重な想い出ができました。
それらの中から敢えて一つだけを挙げるとしますと、それは習志野市に新しい朗読サークルが立ち上がったことでしょうか。これによって、八千代市、千葉市、船橋市、習志野市という近隣の四都市総てに、私が提唱する「感動をつくる朗読」を追究する朗読サークルができたことになり、一応の地域的なまとまりができたように思われるのです。さらに、それに東京の三鷹市と品川区の朗読サークルが加わっておりますので、全体として、さらに展開性というか、構成的な厚みが出来てきたように思われ、とても心強く感じられます。
私自身の朗読公演という点でも、2月「小さな朗読館・山桜」、4月「東 百道・講演と朗読の会――宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界」(八千代市公演)、6月「東 百道・講演と朗読の会――宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界」(千葉市公演)がありました。どれも、予想以上の盛況でした。来場してくださった観客の皆様、ご協力いただいた皆様に、心から感謝の意を表します。
そして、何よりも特筆したいのは、3月に単行本『朗読の理論――感動をつくる朗読をめざして――』(木鶏社刊)を出版したことです。この本を出したことで、日本の朗読に初めて理論的な基礎(土台)を提供し得た、と私は確信しています。
○来年は新たな展開を志します
今年までで、私の朗読活動の基礎固め(土台造り)はほぼ出来上がったと考えています。
来年からは、いよいよ、その基礎(土台)を基にした、新たな展開期に入っていきたいと思っています。このブログを読んでいただいている皆さん、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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