10紹介された記事

紹介された記事 57/『ふれあい毎日』第261号

紹介された記事 57/『ふれあい毎日』第261号
(2022年9月07日)
(戦後77年9月20日 新規)

 

八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会
『ユタとふしぎな仲間たち』(三浦哲郎原作)
勝田台文化センター 10日(土) 八千代市

 

 朗読サークル「新・みちの会」は今年9月に設立19年を迎える。勝田台文化センターで10日(土)、朗読会を開催する。
 毎年行っていた朗読発表会がコロナのため中止となり、今回は3年ぶりの開催。会員は16名、月2回八千代台公民館で定期練習を行っている。
 指導と演出は八千代市在住の東百道(ひがし・ももじ)さん(76)。県内と都内で合わせて5つの朗読サークルを指導、朗読理論について数多くの著書もある。


【写真】指導の東百道が東さん cかすがい市民文化財団


 「新・みちの会」は、東さんが設立当初から指導してきた会。「今回の公演のように、内容の深い作品を会員が読み継いでいく方式は、力のある会員にしか出来ない。年齢も性別も経験年数も違う会員たちが一つの物語を朗読する形式は難しいが、作品への共通イメージを持ちながら朗読することで一体感が生まれ、しかも聞き手を飽きさせない」と東さん。


【写真】自主練を行う「おおわだシード」のメンバー


 東さん指導の第一期生であり、設立当初からの会員、江本なつみさん(87)は、東さんが「日本の朗読界でも超一流」と語る人物。自主練での後輩への指導は、言葉一つひとつのイントネーションから、作者の意図までを深く読み込んだ力強くも細やかなもの。
 今回の演目は田舎に引っ越してきた都会の男の子ユタが、座敷わらしとの出会いを通して成長していく物語。「一見すると童話仕立ての物語のようだが、内容は深い。過酷な現実が背景にあって、単純には解釈出来ない」と、メンバーの皆さん。
 会員が紡ぐ、色彩豊かな朗読の声の糸が、どんな布を織り成すのか楽しみだ。

10日(土)13時30分開演。入場無料。

▽会場:勝田台文化センター3Fホール。
▽問?043・253・4977(事務局・小畑さん)。


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『ふれあい毎日』第261号(2022年9月07日)

 発行/(株)東葛毎日新聞社

 

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《館長のコメント》

 この記事は、先ず『ふれあい毎日』の記者が朗読サークル「新・みちの会」の自主練習会を取材して、次に私に電話による取材をして、書かれたものである。その後、私のことをインターネットでいろいろ調べたらしい。

 そして、公益財団法人「かすがい市民文化財団」が2012年7月9日に片山ユキヲさん(朗読漫画『花もて語れ』を描いた漫画家)とその『花もて語れ』に朗読協力&朗読原案の協力をした私を取材したロングインタビュー記事『文学作品の本領発揮! 朗読が、その魅力を開花させ』を見つけたようである。

 再び電話で、このロングインタビュー記事に使われていた私の写真を『ふれあい毎日』に載せる許可を求めて来た。私は、公益財団法人「かすがい市民文化財団」の許可を取ることを条件に承諾した。今回は、この『ふれあい毎日』の記事に、私の写真が載った経緯をコメントしておきたかった。

 

 

 

 

 

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紹介された記事 56/『八千代よみうり』第319号

紹介された記事 56/『八千代よみうり』第319号
(2019年9月27日)
(戦後72年9月30日 新規)

 

八千代朗読サークル
「新・みちの会」 朗読発表会
9月28日 勝田台文化センター

 

 八千代朗読サークル「新・みちの会」(江本なつみ代表)の令和元年度市民文化祭『朗読発表会』が9月28日(土)午後1時30分から、勝田台文化センター3階ホールで開かれる。入場無料。問合せ事務局☎043・253・4977(小畑)。
 
 同会は日本朗読館主宰者の東百道さんに指導を受け16年目。東さんのプログラムでは①読者の立場で読む②登場人物の台詞表現③せりふではない“地の文”を原作者の立場で読みこなす④演出の立場で朗読⑤作品を味わいながら並行して表現する⑥聴き手の立場で朗読する、の6年で1期。同会は3期目に入り、十分な実力が備わっているため、作品選びや台本づくりまで東さんの助言を受けながらメンバー自身が行っている。

 今回は小川洋子作「博士の愛した数式」を選び朗読向けに編集。阿波理江さん、江本なつみさん、小畑勝彦さん、倉林成年さん、関百子さん、中島浩美さん、山上さつきさん、山村弥生さん、吉﨑瑠璃子さん、渡辺澄子さんの10人で朗読する。


【写真】新・みちの会の皆さん=中央が東さん


  
10月24日満天星ライブ

 なお、江本代表をはじめ、かつて東さんに指導を受けたメンバーでつくる朗読くらぶ満天星の「第8回ライブ」も10月24日(木)に勝田台文化センターで開催される。詳細は6面「公演・コンサート」欄を参照。
 


「公演・コンサート」欄(6面)

◇朗読くらぶ「満天星」第8回LIVE/10月24日(木)13:00~/勝田台文化センター(京成「勝田台」東葉「東葉勝田台」駅徒歩5分)/料全席自由:無料/第一部(司会:大野栄子)演①浅田次郎「佳人」江本なつみ②山本周五郎「蘭」櫻井芳佳③同「春いくたび」成川洋子④宮部みゆき「侘助の花」譽田信子/第二部(司会:成川洋子)⑤佐藤春夫「小説智恵子抄」小林正子⑥諸田玲子「与五郎の妻」上田悦子⑦三浦哲郎「手踊り」大野栄子/問合せ満天星☎047・450・6648(上田)。

 

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『八千代よみうり』第319号(2019年9月27日)

 発行/千葉東部読売会八千代支部
 編集・制作/有限会社 北総よみうり新聞社

 

 

 

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紹介された記事 55/『八千代よみうり』第294号

紹介された記事 55/『八千代よみうり』第294号(2017年8月25日)

                                           (戦後72年9月02日 新規)


八千代朗読サークル「新・みちの会」
発表会『この世界の片隅に』
9月23日 勝田台文化センター


 日本朗読館の主宰者・東百道さん指導の八千代朗読サークル「新・みちの会」(吉瑠璃子会長)が、発表会『この世界の片隅に』を9月23日(土)午後1時30分から勝田台文化センターで開催。入場無料。問合せ電話043・253・4977(小畑)

 今回は戦時下、物資が乏しくなる中で知恵と明るさで乗り切っていく主人公すずの物語「この世界の片隅に」を朗読。作品は、こうの史代原作の漫画からアニメーション映画へ、さらに蒔田陽平が小説化して人気を博した。

 自身も東京から新潟へ疎開、玉音放送を聞く大人達の姿も覚えているという吉会長は「平和な世界で忘れられていく戦争の苦しみを語り継ごうと、この作品を選びました。アニメにもなり広く親しまれる作品ですので、ぜひ若い世代も来場を」と呼び掛けている。

【出演】植本真弓/江本なつみ/小畑勝彦/倉林成年/篠原知恵子/竹川則子/中島浩美/吉瑠璃子

【写真】八千代朗読サークル「新・みちの会」の会員と東百道の集合写真


11月に選抜の朗読会

 なお、東さんが指導するサークルの選抜メンバーが出演する「第10回小さな朗読館」が11月29日(水)午後1時30分から船橋市のきららホールで開かれる。入場料1000円。会員4人と東さんが朗読。新・みちの会からは江本なつみさんが出演。問合せ&予約申込み電話047・487・3721(東)


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『八千代よみうり』第294号(2017年8月25日)









 発行/千葉東部読売会八千代支部
 編集・制作/有限会社 北総よみうり新聞社





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紹介された記事 54/『朝日新聞』(2015年10月12日 朝刊)

『朝日新聞』(2015年10月12日 朝刊)

                (戦後70年10月27日 新規)

Re LIFE 人生充実

朗読に 心をこめて

【投書】本が大好きです。仕事をリタイアしたら、朗読の活動をしたいと考えています。目が不自由な人への朗読にも興味があります。 富山市・南桂子さん(50)

【インタビュー】

視点を転換 イメージつかむ

「感動をつくる・日本朗読館」主宰  東百道さん

 朗読は、「文字」で表現された文学作品を「声」で再表現する芸術です。

 たとえば「驚いた」と黙読しただけでは、どれほどの驚きか分からない。でも最大級の驚きを声に出して表現するとどうなるか。喜怒哀楽の心情を直接表現するのが声なのです。心情にふさわしい声でないと不自然になる。

 だから大事なのは、作者が作品に込めたイメージを的確につかみ、表現すること。そのための一番のポイントは「視点の転換」です。一文一文、作者や登場人物の視点に立って考える。どんな場面でどんな心情か。徹底的にイメージし、自分のこととして声を出す。前後の文脈をヒントに、書かれていないことまでイメージする必要があります。

 イメージさえつかめば、声で表現するのは難しくありません。私たちは日本語になじんできた日本語の達人。普段の実力を発揮すればいい。作品を味わい尽くし、聴き手と感動を共有する。いわばカサカサした干しシイタケ(文字の言葉)を、水と味つけでふっくらしたシイタケに戻して味わうようなものです。

 実は朗読では年を重ねたことが優位に働きます。男と女の関係も、老いの悲しさも、人生経験が豊富な人の方が自分のこととしてイメージしやすい。声が出ないと心配する人もいますが、積み重ねた普段の語りでいいのです。

【写真】ひがし・ももじ

 1946年生まれ。朗読が題材の漫画『花もて語れ』(片山ユキヲ)の朗読協力、朗読原案を担った。著書に『朗読の理論』など。

朗読のプロセス/東百道さんへの取材から

朗読は
 イメージにはじまり、
 イメージにおわる

準備/イメージを作り上げる

イメージをつかめないとどう声を出せばいいかわからない

行間を含めて読み込み、一文ごとに作者や登場人物の視点を細かく探る

ポイントは・・・朗読における「視点の転換」
文学作品には、場所、時間、登場人物の心情、作者はどこからその場面を見ているか、などで様々な転換がある。それを意識することが大切

【イラスト1】グラフィック・山中位行

〔その時、私は「お母さん」と言った〕

『その時』
 ・・・昔なのか
   未来なのか?

『私は』
 ・・・男か女か?
   子どもなのか、大人なのか?

『お母さん』
 ・・・実母? 義母? 妻?

『と言った』
 ・・・どんな感情で?

 組み合わせは何通りにも

本番/イメージを聴き手と分かち合うために

「視点の転換」を意識することで、聴き手に鮮やかなイメージを喚起させる。このケースでは、宇宙にいる母を思う、思春期を迎えた娘になりきり、ふさわしい声を

【イラスト2】グラフィック・山中位行

お母さん…

お母さんは
宇宙飛行士。
三年の勤務を終え、
あす地球に戻ってくる。

中学生になった私は、
うれしいような、
照れくさいような
気持でいる。


学ぶ場は 

サークルなど 自主練習も

 朗読は各地のカルチャーセンターの教室やサークルなどで学ぶことができる。

 9月中旬、東京都の「品川朗読サークル『あやの会』」の集まりがあった。月に2度、東さんから指導を受けている。会員は20〜70代の男女15人。この日は13人が集まり、芥川龍之介の「龍」に取り組んだ。昔々、奈良の法師が「池から龍が昇る」というウソの立て札を立てたことから起きる騒動を描いた物語だ。

 1人ずつ順に、手元の「台本」を見ながら4分ほどを声に出して読んでいく。

 ウソを信じた見物人が押し寄せる場面では、「奈良の町は申すに及ばず。河内、和泉、摂津、播磨……」と国の名が連なる。東さんは「上空から映画を撮るかのように、国々の広がりをイメージして」と助言した。聴き手に訴えるために強調するべきポイントを次々と挙げていき、会員は台本に書き込んでいく。

 そして、迫力あふれる山場へ〜〜。

 「その刹那、その水煙と雲との間に、金色の爪を閃かせて一文字に空へ昇って行く十丈あまりの黒龍が・・・・・・」

 この日は「龍」の初回で、今後3カ月かけて指導を受ける。自主練習もする。山本淑子代表(56)は「たどたどしい読み方が、最後には大きく変わります」と話す。

いかすには 

学校や高齢者施設で朗読会

 学んだことをいかす場は様々だ。学校や保育園で活動する人や、高齢者施設に出かけるグループもある。

 9月上旬、京都府日向市の市立図書館の一室で開かれた「大人の朗読会」。白い仕切り板と黒いイスだけのシンプルな舞台で、ボランティアの女性5人が1人ずつ前に出て、ジャンルの時代も様々な五つの話を披露した。冒頭は日本の昔話。「あるところに、おかあさんと、三人兄弟がおりました・・・・・・」

 雨の中集まった年配の男女11人が、静かに聴き入る。続く江戸川乱歩の短篇は、新妻の浮気を疑う夫の物語。さて真実は? 話の成り行きは二転三転し、最後の展開に、客席は「う〜ん」とうなった。

 80代の女性は、大好きな藤沢周平の作品がプログラムに入っていたため、初めて聴きに来たという。「頭に絵が浮かんできた。自分で読むのとは感じ方が違いました」。図書館には、「高齢で字が読みづらいので助かる」「知らない本に出合えた」という感想も寄せられている。

 朗読会は年4回。メンバーは60代以上の女性7人で、十数年の経験を持つ。金子京子さん(74)は「1度きりの朗読を、『なるほど』と気持ちよく聴いてもらうのは難しい」。出だしの3行で話に引き込めるかが勝負という。

専門的に 

視覚障害者らへの「音訳」

 視覚障害者や文字を読むのが難しい人たちのため、本や雑誌などの情報を声で伝えるボランティアもある。「音訳(おんやく)」ということが多い。地域の公立図書館や点字図書館、社会福祉協議会などに、養成講座があるか聞いてみよう。

 視覚障害者を支援する日本ライトハウス情報文化センター(大阪市)では、初心者向けの講習を実施している。発声や発音の基礎▽意味の伝わる間の取り方など文章の読み方▽図表や同音異義語をどう読むかなどの実践編〜〜の3段階だ。2年がかりだが、基本はこれらを受講してから、センターで活動できる。専門的に学ぶ、英語や東洋医学、古典、図表のコースもある。

 各地の講座で講師をする奈良市の渡辺典子さん(79)の音訳経験は約35年。直接対面して読んだり、「録音図書」を作ったりしてきた。

 ジャンルは幅広く、海釣り百科や新聞の株価欄、ドイツ語の参考書を対面でリクエストされたことも。「万葉集」は注釈や論文も含め約10年かけて録音した。「(読み手にとっては)いわば強制読書。知らない分野に接すると面白いし、教えられます」

 心がけるのは、正しく内容が伝わる読み方、慣れると「読み方が2割、下調べが8割」。自宅の本棚は辞書や事典でぎっしりだ。(十河朋子)


「Reライフ」は毎週月曜日に掲載します。次回は「水耕栽培を楽しむ」の予定です。採り上げてほしいテーマをseikatsu@asahi.comへお寄せください。

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朝日新聞社発行『朝日新聞』(朝刊/全国版)
2015年10月12日(月曜日)

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《館長からのコメント》

 戦後70年(西暦2015年)10月12日の朝日新聞(朝刊)の文化欄「Re ライフ 人生充実」に「朗読に心をこめて」という標題の下に、私の理論に基づいて朗読の紹介がなされた。朝日新聞の文化欄は日本では一流という評価を得ている。そこに、入門用の紹介記事とはいえ、私の「朗読の理論」が紹介された意義は大きい。

 そこで、ここにいたる経緯を簡単に整理しておく。今から12年前に本格的な朗読指導を始めた私は、日本の朗読文化の向上に少しでも寄与したいという想いをもっていた。私の朗読指導は、朗読サークルの指導が主である。この指導方法は、身近で詳しい指導ができる反面、指導の範囲や人数が制限され、その点で限界があった。

 そこで朗読を理論的に解明した単行本を執筆&公表することを決意し、今から7年前(西暦2008年3月)に木鶏社から『朗読の理論』を発行した。この本は、学問的な批判にも耐えるように、論理性を重視した。従って、必ずしも一般受けする内容ではなかった。私は、百年後の読者に宛てて執筆したと、独りで豪語していた。

 ただ意外にも、出版直後に日本図書館協会選定図書に指定された。さらに意外だったのは、翌年(西暦2009年)2月、この『朗読の理論』の文章が立命館大学の入学試験(国語問題)として出題されたことである。極め付きの意外さは、同年10月に小学館から、この『朗読の理論』に基づいた協力を依頼されたことであった。

 小学館の編集者・高島雅さんの話しは、次のようなものであった。朗読をテーマにした漫画を企画した後、朗読について取材と調査を重ねてきたが、このままでは漫画にならないと悩んでいた。たまたま『朗読の理論』を読んで、これなら漫画になる、と考えて電話した。この『朗読の理論』に基づいた朗読協力をして欲しい、と。

 文字通り世界をリードしている日本漫画界の水準に、従来から私は一目置いていた。従って、この申し出は、意外でもあり、嬉しくもあった。かくして、その翌年(西暦2010年)1月から日本初の朗読漫画『花もて語れ』(片山ユキヲ&東百道)の連載が始まった。これが、拙著『朗読の理論』の最初の具体的な成果であった。

 朗読漫画『花もて語れ』は幸いに高い評価を受け、新聞各紙の記事にされたりもした。私の「朗読の理論」にも言及されたが、ほとんどは朗読漫画『花もて語れ』の記事の一部として扱われた。朗読そのものを正面から取り上げた記事ではなかった。それも、漫画の連載が終わった昨年(西暦2014年)7月以降は途絶えていた。

 ところが今年(西暦2015年)8月末に、朝日新聞(大阪本社)の十河朋子記者から電話があり、50歳〜60歳の読者向けに朗読を紹介する紙面づくりに協力を依頼された。十河さんの上司(デスク)の石前浩之さんが、以前から『花もて語れ』を高く評価してくれていて、朗読のことならと、私を強く推薦してくれたらしい。

 すなわち、今回の朝日新聞の記事は『朗読の理論』〜『花もて語れ』という流れの延長上に位置づけるべき成果なのである。今後、拙著『朗読の理論』〜朗読漫画『花もて語れ』〜朝日新聞(朝刊)文化欄「Re ライフ 人生充実/朗読に心をこめて」の流れの上に、どんな成果が出てくるか。結果はどうあれ、少し楽しみである。







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紹介された記事 53/『八千代よみうり』第270号(2015年8月28日)

紹介された記事 53/『八千代よみうり』第270号(2015年8月28日)
                                                (戦後70年9月06日 新規)


八千代朗読サークル「新・みちの会」
『鉄道員(ぽっぽや)』
9月26日 勝田台文化センター


 八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会『鉄道員(ぽっぽや)』が9月26日(土)午後1時30分から勝田台文化センターホールで開かれる。入場無料。定員200人。問 ☎043・272・1058(市川)。

 サークルでは日本朗読館を主宰する東百道さんの指導を受けて会員13人が熱心に研鑽を重ね、年1回発表会を開催。物語の情景が脳裏に浮かぶような朗読が好評を博している。

 今回は高倉健主演の映画でもお馴染みとなった浅田次郎原作の「鉄道員」を朗読。4か月にわたる練習成果を披露する。大塚拓一代表は「会員は映画も観て鉄道用語も調べ、よく理解して話せるように努力しています。人気のある作品ですが、映画とはまた一味違った公演をぜひ聴いてください」と話している。

【物語】 一人娘を病気で失い、妻にも先立たれた北海道幌舞線「幌舞駅」の駅長・佐藤乙松は定年を控え、路線も廃止を迎えようとしていた。ある日、ホームの雪かきをしていると1人の少女が現れる。乙松は近所の寺の住職の娘だと思い込んだが・・・。

【出演】 小畑勝彦/丸山節子/篠原知惠子/竹川則子/冨田博子/倉林成年/市川すすむ/守田公子/植本眞弓/吉崎瑠璃子/小林正子/大塚拓一/江本なつみ=以上朗読順・敬称略。

【写真】 東さん(前列中央左)とメンバー

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『八千代よみうり』第270号(2015年8月28日)

 発行/千葉西部読売会八千代支部
 編集・制作/有限会社 北総よみうり新聞社





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インドアエンタメ総合誌『エンタミクス』2015年8月号/「漫画で見つけた! いきなり役立つ生活の知恵40」特集

インドアエンタメ総合誌『エンタミクス』2015年8月号
「漫画で見つけた! いきなり役立つ生活の知恵40」特集

                    (戦後70年07月09日 新規)


漫画で見つけた! いきなり役立つ40

「漫画で得られる知恵って、九字の結び方とかフランス王室に嫁ぐ時の決まりとかでしょ?」 いやいや、近頃の漫画には実用的な知識、小ネタ、裏ワザが色々と詰まっているんです。首の後ろにある眼精疲労解消のツボや、飲み終わった茶葉の再利用法など試してみたい生活ネタから、友人にドヤ顔したくなる豆知識まで、漫画で見つけた生活の知恵ネタ。この特集を読むだけで今日からプチ雑学王! さらにあなたが、お気入の“お役立ち漫画”に出会えたら、お役に立てて本望です。


《学問・芸術》意味不明の“クラムボン”からわかること(1巻)

宮沢賢治の『やまなし』に登場する、「クラムボンはかぷかぷわらったよ」というフレーズ。クラムボンの意味にはCrab+Bomb=蟹の泡など諸説あるが、ハナはこの台詞を言う子蟹の弟を、人間なら2〜3歳とイメージ。クラムボンを“幼児の想像上の生物”と考えて朗読で表現し、解釈に説得力を持たせた。その解釈を踏まえて作品を読み直すと、物語の新たな楽しさと出会えるかも?

【漫画コマの引用】片山ユキヲ・東百道/小学館・ビッグコミックス

 ハナの次のセリフが載っている部分のコマを引用
「1番めと3番めのセリフは変化があるのに、
①『クラムボンはわらったよ。』
②『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
③『クラムボンは跳ねてわらったよ。』
④『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
2番めと4番めは変化がなく、同じセリフをくりかえしていること。
 つまり②と④を言っているカニは、ボキャブラリーがない。
 幼児語しか話せない、人間で言えば2〜3歳のカニだとわかります。
「かぷかぷ」とは、ボキャブラリーがない幼い子供ならではの表現。
「クラムボン」も同じで、実在しないけど、幼い子供の想像の中では存在する、架空の生き物。」

《学問・芸術》地の文の視点を理解すれば朗読がグンと上手くなる(4巻)

小説の視点は様々。台詞じゃない“地の文”だけ見ても、まず作者視点か、登場人物視点か。さらに、作品世界の外から見ているのか、中から見ているのか、それとも心の中で思ったことなのか、と6種類に大別できる。視点を把握した上での朗読は臨場感が段違い。子供に読み聞かせる時は意識するといいかも?

【第1巻の表紙の写真】小説・朗読に詳しくなれるかも?

『花もて語れ』
片山ユキヲ
朗読協力・朗読原案:東百道

+発売中+全13巻+各586〜648円
[税込]+小学館+’10〜’14年
月刊!スピリッツ、ビッグコミック スピリッツにて連載

小さい頃から人見知りで口下手な新入社員・ハナが、朗読の楽しさに出会い成長していく朗読漫画。キャラクターの真理、『ブレーメンの音楽隊』や『注文の多い料理店』といった文学作品の解釈を、臨場感たっぷりの朗読表現を通じて描く。



発行所 株式会社KADOKAWA発行
インドアエンタメ総合誌『エンタミクス』2015年8月号


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《館長のコメント》

 朗読漫画『花もて語れ』の担当編集者だった高島雅さん(小学館)から、この掲載誌を送っていただいた。連載が終了してから約1年も経っているのに、このような形で雑誌にとり上げられたのは嬉しいことである。この記事は「漫画で見つけた! いきなり役立つ生活の知恵40」という特集の中でとり上げられたものである。

 とり上げられたのは、標題通り40項目であった。その40項目は「食物」「健康・医療」「学問・芸術」「雑学」という4つの分野に大別されている。その内訳は「食物」が14項目、「健康・医療」が9項目、「学問・芸術」が9項目、「雑学」が8項目であり、その「学問・芸術」9項目中の2項目にとり上げられていた。

 「学問・芸術」の分野でとりあげられた9項目は、つぎのような標題であった。
①運命は「じゃじゃじゃじゃーん」じゃない(音楽)
②管楽器の向き不向きがたくあんでわかる(音楽)
③アメリカの太陽は赤くない?(美術)
④意味不明の“クラムボン”からわかること(朗読)
⑤地の文の視点を理解すれば朗読がグンと上手くなる(朗読)
⑥上手な字を書くには余白も大事(書道)
⑦“永”を書けば書道の実力がわかる(書道)
⑧日本の紙幣にはヒミツがいっぱい(美術)
⑨もっと誇るべき日本の春画(美術)

 私が感慨深かったのは、朗読が音楽・美術・書道と並んでとり上げられたことである。もっとも、この場合は朗読だけでなく文学との関連も考慮されていたとは思うが。現に【第1巻の表紙の写真】が挿入された箇所に「小説・朗読に詳しくなれるかも?」というコメントが付せられていたことからも、そのように推察される。

 ともあれ、朗読としてであれ、文学としてであれ、その両分野に役立つ漫画として、朗読漫画『花もて語れ』が紹介されたことは、まさに我が意を得たりの想いがする。なぜなら、わが朗読漫画『花もて語れ』は、朗読のもっとも重要な土台は文学作品を的確に解読することだ、という考え方を全面的に展開したものだからである。

 特に大切な点は、単にそういう考え方を展開しただけではなく、文学作品を的確に解読する方法(メソッド)を具体的に提示したことである。しかも、単にそれを提示しただけでなく、その方法(メソッド)によって実際の文学作品(名作)を解読し、その方法(メソッド)がきわめて有効であることを実証してみせたことである。

 私は、多くの人びとが朗読漫画『花もて語れ』を一つの参考として、朗読の仕方だけでなく、文学そのものの読み方を、方法(メソッド)として身につけて欲しいと願っている。特に、若い世代、ひいては、小中学校で国語を学ぶ世代、および、それを教える先生方に、朗読漫画『花もて語れ』を参考にして欲しいと切望している。


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『東京新聞』2014年11月17日号(文化娯楽欄)/片山ユキヲ『花もて語れ』

『東京新聞』2014年11月17日号(文化娯楽欄)

           (戦後69年11月18日 新規)




本を楽しむ


今週は
これ!

片山ユキヲ著
『花もて語れ』

小学館・全13巻・586〜648円

仕事以外の熱くなること探してみませんか?

ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店(渋谷区)
コミック担当・吉本希乃さん

【写 真】ヴィレッジヴァンガードのコミック売場=東京都渋谷区で(梅津忠之撮影)


〈大人の本気〉     趣味の世界に燃える

【本 文】

 中学や高校が舞台の漫画なら本業である学校生活はそこそこに、部活動に魂を燃やす作品は多いのに、社会人が主人公になると仕事がテーマの漫画ばかり・・・。おかしいと思いませんか? 仕事を放り出して何かに熱中する漫画が合あってもいいのではないでしょうか。だって、大人にも全力でハマっている趣味や魂を燃やす何かはあるはず!

 今回は社会人が主人公の、趣味をテーマにした漫画をご紹介します。

 まずは、❶片山ユキヲ『花もて語れ』。内向的で口下手な二十二歳の主人公、ハナは就職するも人前に出るのが苦手。仕事ができないダメな人というレッテルを貼られてしまいます。そんなハナが「朗読」に出合い、成長していくストーリーです。

 この「朗読」になじみがない方も多いと思います。演劇と読書の中間にあるものとして描かれていますが、私もこの作品で多くの技法があることを知り、驚きました。

 朗読する対象はさまざまです。宮沢賢治や太宰治らの名作も登場しますし、作者の生い立ちや書かれた当時の時代背景なども深く考察してくれます。まだ読んだことのない人や、途中で断念してしまった人はもちろん、読んだことのある人も違う目線から楽しむことができます。漫画を通して、名作小説の新しい魅力を知るなんて、新鮮な読書体験です。

 そして、内向的で受け身な性格に見えたハナはどんどん才能を開花させていきます。想像力豊かで物語の世界に入り込むのがうまく、登場人物の気持ちに深く同調することができる・・・。そのハナが声を張り、聴く人の心を打つシーンは必見!

 静かなものと思い込んできた本を読むという行為が、ドラマチックで大音量なものだという認識に変わるはずです。

【写 真】『花もて語れ』第1巻の表紙❶

                   *

 続いては❷佐久間結衣『コンプレックス・エイジ』。「楽しめ。血を流しながら」という過激なキャッチコピーがネットを中心に話題になりました。

 二十六歳の派遣社員「渚」の趣味はアニメや漫画のキャラクターの衣装を着て本物になりきるコスプレ。作中で「命かけてます!」というほどのめり込む様子は一見、楽しげに見えますが、理解のない同僚ら他者からの視点も胸をえぐるほどリアルに描かれています。努力して「完璧」を手に入れたはずなのに、自分より若くかわいい女性が現われたことで楽しかった世界が一転。タイトルにあるように、年齢により趣味を諦めなくてはいけない恐怖についても触れています。

【写 真】『コンプレックス・エイジ』第1巻の表紙❷

 さて今回の二作品はいかがでしょうか。どちらも十代の学生が主人公ではここまで心を揺さぶるようなストーリーにはならなかったと思います。子どもにはまねできない。大人の本気の世界ということでしょうか。



 

発行所 中日新聞東京本社発行『東京新聞』
     2014年11月17日(月曜日)


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《館長のコメント》

 この記事には、私のことについては何も記されていない。私が朗読漫画『花もて語れ』に「朗読協力&朗読原案」者としてかかわっていることはおろか、共著者としての名前すら記していない。従って私のブログの「紹介された記事」欄に載せるのもどうかと思ったが、せっかく『花もて語れ』が紹介されているのでここに載せておく。





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紹介された記事 50/『八千代よみうり』第259号

『八千代よみうり』第259号
(2014年9月26日)

                                         (戦後69年10月18日 新規)


八千代朗読サークル 新・みちの会

あす朗読発表会

勝田台文化センター


 八千代朗読サークル「新・みちの会」(市川すすむ代表)の『朗読発表会』があす9月27日(土)午後1時30分から、勝田台市民文化プラザ内の勝田台文化センター3階ホールで開かれる。入場無料。 ☎043・272・1058(市川)。

 日本朗読館の主宰者・東百道さんの指導を受ける2サークルが合併し再出発。1年未満のメンバーや経験10年のベテランがともに「感動を来場者と共感できる朗読」をと自主練習にも熱心に取り組み、年に1回の発表会を開いている。

 今回は薄れ行く戦争の記憶を伝えようと、野坂昭如原作「凧になったお母さん」、井上ひさし原作「少年口伝隊一九四五」を10人の会員で朗読。メンバーは「作品は原爆投下の翌月に大型台風に襲われた広島の様子が、先日の広島の水害と重なり、災害の苦しみをお伝えできるのではないかと思います」と話している。

【出演】(出演順)篠原知惠子、冨田博子、守田公子、植本眞弓、市川すすむ、竹川則子、小林正子、吉崎瑠璃子、大塚拓一、江本なつみ▽構成・演出=東百道

【写真】新・みちの会の皆さん

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『八千代よみうり』第259号(2014年9月26日)

 発行/千葉西部読売会八千代支部
 編集・制作/有限会社 北総よみうり新聞社



《館長のコメント》

 今年9月に開催した八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会『少年口伝隊一九四五』に向けて、サークルの皆さんは何回も自主練習会を催して、お互いの朗読を注意し合って本番に備えていった。今回『八千代よみうり』の記者・馬場康弘さんが取材してくれたのは、その最後の自主練習会であった。

 馬場康弘さんには、これまで何回も取材してもらっており、私ともすっかり顔なじみになっている。八千代朗読サークル「新・みちの会」のベテラン会員の1人である大塚拓一さんも、いろいろなボランティア活動をしている関係で、馬場康弘さんとは顔なじみになっている。今回の取材はその大塚さんが窓口になった。

 私にも、取材の依頼があったけれども、せっかくの自主練習会の取材に私が顔を出すのはおかしいので、今回の取材は遠慮することにした。会員の1人も用事で参加できなかったため、当日の自主練習会で取材を受けた会員は9人であった。そういうわけで、私は当日の取材について記事以上にくわしいことは分からない。


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紹介された記事 49/『八千代よみうり』第256号

『八千代よみうり』第256号
(2014年6月27日)
                                      (戦後69年6月30日 新規)


感動の伝わる朗読聴いてみませんか

東百道さん指導の4人が発表

第1回 小さな朗読館 7月9日

八千代市八千代台東南公共センター

 八千代市と近隣、都内の朗読サークルに8〜10年在籍するベテラン会員による公演『第1回 小さな朗読館』(ジロー基金助成事業)が、7月9日(水)午後1時30分から八千代市八千代台東南公共センター5階ホールで開かれる。【料金】1000円。

 これは、感動の伝わる朗読を目指して八千代市近隣や都内で指導を続けている日本朗読館の主宰者・東百道さんが、各地のサークルから選抜した高いレベルに達した会員4人とともに朗読を発表するもの。

 出演者は「作品の時代背景なども考えるよう指導され、朗読が変わってきました」「先生の作品の解釈がすばらしくて、それに魅かれて勉強を続けてきました」「何度も何度も読み込むことの大切さが最近になってやっと分かりました」など素人だった主婦などが東さんの指導によって見事に成長。物語の場面が聴く人の脳裡に浮かぶような朗読を披露する。朗読をしている方はぜひ参考に聴いてみては。

【問い合わせ先】感動をつくる・日本朗読館
【電話】047・487・3721(東)

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【出演・演目】
▽久保田和子(船橋朗読サークル「はなみずき」)=藤沢周平原作「虹の空」
▽吉崎瑠璃子(八千代朗読サークル「新・みちの会」)=バスカーリア原作「葉っぱのフレディ」
▽志村葉子(品川朗読サークル「あやの会」)=斎藤隆介原作「死神どんぶら」
▽吉永裕恵子(千葉朗読サークル「風」)=阿久悠原作「富士を見て」
▽東百道(感動をつくる・日本朗読館(=藤沢周平原作『三屋清左衛門残日録』シリーズ第1話「醜女(しこめ)」
▽司会=飯野由貴子(船橋朗読サークル「はなみずき」)


【写真】東さん(中央)と出演者

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『八千代よみうり』第256号(2014年6月27日)

 発行/千葉西部読売会八千代支部
 編集・制作/有限会社 北総よみうり新聞社



《館長のコメント》

 第1回「小さな朗読館」のリハーサルを6月18日(水)の13時00分〜17時00分に行なったのだが、『八千代よみうり』の記者・馬場康弘さんが取材に来てくれた。馬場康弘さんには、過去にも何回か取材に来て、私とも顔なじみになっている。八千代市内の朗読発表会について、なかなか丁寧な取材をしてくれている。

 私の朗読についての考え方についても、かなりよく理解してくれているようである。従来も、私だけでなくサークル会員への取材もしていたが、今回の出演者にも1人1人に丁寧にインタビューしていた。多用にもかかわらず、出演者の朗読リハーサルも、時間の許すかぎり傍聴し、その朗読の印象も記事に反映してくれている。

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紹介された記事 48/『読売新聞』2014年6月27日号(京葉版)

『読売新聞』2014年6月27日号(京葉版)

                   (戦後69年6月28日 新規)


十字路

文学の魅力 

朗読で伝える


 朗読サークルを主宰する八千代市八千代台西の朗読研究家、東百道(ももじ)さん(68)が、『文学作品の素晴らしさを生徒たちと一緒に届けよう」と、7月9日に同市の八千代台東南公共センターで第1回の朗読会「小さな朗読館」を開く。

 東さんは2003年から朗読サークルを開く。最近は朗読ボランティアを目指す人も多く、音読は脳のトレーニングにもなると、主婦や定年退職者らの間でひそかなブームという。現在では八千代市や千葉市、東京都品川区など、県内外に6サークルを持ち、生徒も計約90人にまで増えた。

 月2回の指導では、作品世界のイメージや心情の込め方など細かく教える。「自分の声で作品のイメージを表現し、聴衆に分かりやすく聞いてもらう心配りが必要」と説明する。

 また、08年には『朗読の理論』(木鶏社)を出版。10年には、朗読の魅力を伝える漫画『花もて語れ』(小学館)に、「朗読協力&朗読原案者」として参画するなど、普及にも力を入れる。

 朗読のとりこになったのは40歳代初め。転勤先の甲府市で入った朗読サークルで先輩の朗読に感動し、以来、実技と理論、指導法についての研究を続ける。

 「作品の空気や光を聴き手と共有できることが喜びです」。7月9日の発表会では藤沢周平作「醜女(しこめ)」を披露する。問い合わせは東さん(047・487・3721)。

                                      (武田俊彦)


【写真】朗読の稽古に励む東さん


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読売新聞 2014年6月27日(金曜日)朝刊
京葉版


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